1949-07-15 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第20号
○神山委員 それで問題なのは吉武君がこういう事実をとらえて、外部からの圧力があつたからこういうことになつたのじやないかという一方的の尋問をしておるが、私の言うのは、非共産党の系統と言われておる幹部諸君が行き過ぎたという事実、同時にそれは從業員そのものの中から出ておるのじやないか、これは両方でしよう。あなたは一方的に外からの圧力と言いますが……。
○神山委員 それで問題なのは吉武君がこういう事実をとらえて、外部からの圧力があつたからこういうことになつたのじやないかという一方的の尋問をしておるが、私の言うのは、非共産党の系統と言われておる幹部諸君が行き過ぎたという事実、同時にそれは從業員そのものの中から出ておるのじやないか、これは両方でしよう。あなたは一方的に外からの圧力と言いますが……。
從つてそういう内容についても從業員諸君が自分の身にあわせまして、逓信事業の実際の現状をお話申し上げるなり、その内容を十分理解していただいて、そうして逓信大臣の正しき諮問機関とするとか、あるいは参與機関とするならば、意味がよくわかるのでありますが、公衆の諸君と官側だけで結論の出たものは、私は必ずしも逓信從業員そのもののためにはならないと思う。
從つて從業員そのものは惡い條件の山においても非常に熱意をもつておりまして、数炭増産に邁進しつつあつたのであります。しかもこういうところにおいてもなお十一條違反を行うところの資本家が現われてきて、現在せつかくの労働組合法規で何ら救済できない。こういう点があるのであります。